ChapterTwo|Moodleを使った学習管理システム(LMS)の実装
株式会社ChapterTwo
- 支援範囲
- Moodle LMS実装
株式会社ChapterTwo様の学習管理システム(LMS)開発で、Moodleを用いた実装を担当しました。教育コンテンツそのものの制作とは切り分け、受講者が学ぶ環境を成立させるシステム側の構築が担当範囲です。2024年2月に着手し、同年5月に実装分を納品しています。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 株式会社ChapterTwo |
| atmeの担当 | Moodleによる学習管理システムの実装 |
| 期間 | 2024年2月 〜 2024年5月 |
| 使用プラットフォーム | Moodle(オープンソースのLMS) |
| 担当範囲外 | 教育コンテンツ(講座内容)の企画・制作 |
LMS(学習管理システム)とは
LMSとは、オンライン講座の受講者・教材・進捗・修了状況を一元管理するためのシステムです。動画を置くだけなら動画配信サービスで足りますが、「誰がどこまで進んだか」を管理したい時点でLMSが必要になります。

Moodleは世界的に使われているオープンソースのLMSで、次のような特徴があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ライセンス | オープンソース。ライセンス費用がかからない |
| 機能 | コース管理・教材配信・小テスト・課題提出・進捗管理・修了判定 |
| 拡張性 | プラグインによる機能追加が可能 |
| 注意点 | 自社サーバーでの運用となるため、構築と保守の体制が必要 |
「SaaSのLMSを契約するか、Moodleを自社で持つか」は、機能の差ではなく運用体制の差で決めるべきです。受講者数が増えても課金が増えない代わりに、システムを維持する側の責任が発生します。
担当した制作・支援内容
- Moodleによる学習環境の構築・実装
- 講座を運営するために必要な機能の実装
- 開発スケジュールを作成し、進行全体を組み直したうえでの完遂
途中、開発スケジュールを引き直して全体の進行を立て直す判断を行いました。複数社が関わる開発では、遅れが出たときに「巻き直す」のではなく「スケジュールごと引き直す」ほうが結果的に早く着地します。 この案件はその実例になりました。
この案件から当社が標準にしていること
- LMSは「何を管理したいか」から決める — 動画配信で足りるのか、進捗管理まで必要なのかで選択肢が変わる
- オープンソースを選ぶなら保守体制もセットで設計する — 構築費が安く見えても、維持する人が必要
- 遅れが出たらスケジュールを引き直す — 部分的な巻き直しは、たいてい二度目の遅れを生む
よくある質問
Q. オンライン講座を始めたいのですが、Moodleが必要ですか?
A. 受講者の進捗・修了を管理する必要があるなら検討する価値があります。動画を見てもらうだけなら、既存の配信サービスのほうが安く早く始められます。
Q. Moodleは無料と聞きましたが、費用はかからないのですか?
A. ソフトウェア自体のライセンス費用はかかりません。ただしサーバー費用、構築費用、公開後の保守費用は必要です。
Q. 既に運用しているLMSの改修もできますか?
A. 対応可能です。現在の構成(バージョン・サーバー環境・導入プラグイン)を共有いただければ、改修範囲をお見積りします。
同じような悩みを抱える企業の皆様へ
「オンライン講座の受講管理を仕組み化したい」「今の学習環境を作り直したい」——このようなご相談を承っています。まず「何を管理したいか」からお聞かせください。 システムを選ぶのはその後です。
