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GLW|企業サイトのリニューアル|テーマ移行から「自社で更新できる状態」で引き渡すまで

株式会社GLW / 2026年3月納品

株式会社GLWのWebサイト画面(2026年9月6日撮影)
支援範囲
ホームページリニューアル・WordPress実装
期間
2026年3月納品

自動車・モビリティ業界向けに設計開発の技術サービスを提供する株式会社GLW様のコーポレートサイトを、WordPressでリニューアルしました。既存サイトはカスタマイズの自由度に制約のあるテーマで運用されており、デザインの刷新と同時に「公開後に自社で更新できる状態」を作ることが本案件のゴールでした。ラフ作成からデザイン、WordPress実装、本番移行、そして更新マニュアルの提供までを担当しています。

プロジェクト概要

項目内容
クライアント株式会社GLW(自動車・モビリティ業界向けの設計・開発技術サービス)
atmeの担当ラフ・デザイン制作/WordPress実装/本番移行/更新マニュアル作成
期間2025年11月着手 〜 2026年3月納品(公開後の運用支援は4月まで)
CMSWordPress(既存テーマから、更新しやすい国産テーマへ移行)
制作範囲トップページ + 下層4ページ(About/Service/Recruit/News)
公開サイトhttps://glw.co.jp

課題と解決策

GLW様は、トヨタ・いすゞ・スズキといった大手OEM/サプライヤー向けの設計開発から、海外向けオフショア開発までを手がける技術サービス企業です。事業内容の幅に対して、既存サイトは次の状態でした。

  1. テーマの制約でデザインの自由度が低い — 伝えたい事業の幅を表現しきれていない
  2. 更新しづらい — お知らせや実績を自社で足していく運用になっていない
  3. 採用の導線が弱い — 求人情報へどうつなぐかが設計されていない

そこで、テーマそのものを「更新しやすく、デザインの自由度が高いもの」へ移行したうえで再設計する方針を取りました。テーマ選定の基準は見た目ではなく「クライアントが公開後に触れるか」に置いています。

詳細なプロジェクトプロセス

リニューアルの進行フロー図
リニューアルの進行フロー図

プランニング

ヒアリングシートと参考サイトをもとに、まずラフを作成しました。ラフ段階でクライアントからフィードバックをもらい、そこで出た「こうしてほしい」という要望を構成に反映してからデザインに進んでいます。ラフの目的は絵を決めることではなく、認識のズレを実装前に潰すことです。

デザイン

トップページのデザインから着手し、複数案を提示して方向性を決めました。ファーストビューは、コピーの視認性を軸に調整を重ねています。背景写真の上に文字を置く構成は、写真の明度によってコピーが読めなくなるため、画像側とテキスト側の両方で調整しました。

方向性が確定したあと、下層4ページ(About/Service/Recruit/News)のデザインを制作しています。

写真はクライアントから提供された実物素材を使用しました。代表者の写真、モータースポーツの現場写真などを、トップページと採用ページに多めに配置し、横に流れるスライド表現で見せています。技術サービス企業のサイトでは、実際の現場写真がそのまま信頼の材料になります。

実装

WordPressで実装しました。主な実装内容は次のとおりです。

  • 既存テーマから、更新性とデザイン自由度を両立するテーマへの移行
  • トップページ+下層4ページの構築
  • トップ・採用ページの写真スライドショー
  • お知らせ(実績紹介)をカスタム投稿で管理し、クライアントが記事形式で追加できる構成に
  • 採用ページの応募ボタンから、外部の採用管理サービスの求人一覧へ接続
  • 公式X(旧Twitter)アカウントへのリンク設置

採用ページは当初「社員紹介」セクションを含む設計でしたが、クライアントの判断で今回は見送りとなり、セクションごと削除しました。載せられない情報を無理に埋めるより、削ったほうがページは強くなります。

テストと本番移行

テストサイトで全ページを構築し、確認が完了してから本番環境へ移行しました。テーマのライセンスはクライアント側で購入・登録いただく形とし、公開後の権利関係がクライアントに残る状態で引き渡しています。

移行作業は公開日に余裕を持って設定しました。既存サイトから新サイトへの切り替えは、環境差によって一度で通らないことがあります。「移行日=公開日」にしないことが、当社の標準の組み方です。

納品したもの — サイト本体だけでは終わらせない

納品物と引き渡しセットの図
納品物と引き渡しセットの図

この案件で最も時間をかけたのは、実は公開後のパートです。サイトを渡しただけでは、お知らせは3ヶ月で止まります。そこで次を納品物に含めました。

納品物内容
サイト本体トップ+下層4ページ(WordPress)
テーマライセンスクライアント名義で購入・登録。権利をクライアント側に残す
お知らせ更新マニュアル管理画面での追加手順を画面録画の動画で提供
画像差し替えマニュアルスライドショーの画像を差し替える手順を動画で提供
運用時の確認ポイント公開後に定期的に見るべき箇所を共有

文章のマニュアルではなく画面録画で渡したのは、受け取る側がWeb専任者ではないためです。「管理画面>該当メニュー>新規追加>公開」という一連の動きは、読むより見るほうが早く伝わります。

成果

  • 既存テーマの制約から解放され、事業内容と採用の両方を伝えられる構成に刷新
  • お知らせ・実績をクライアント自身が追加できる運用体制に移行
  • 採用ページから外部の採用管理サービスへ直接つながる応募導線を新設
  • テーマライセンスをクライアント名義にし、制作会社に依存しない状態で引き渡し

この案件で当社が標準にしていること

  1. テーマは「見た目」ではなく「公開後に触れるか」で選ぶ
    デザインの自由度が高いテーマでも、管理画面が複雑すぎると更新は止まります。誰が更新するかを先に確認してから選定します。
  1. 更新マニュアルは動画で渡す
    Web専任者がいない会社ほど、文字のマニュアルは読まれません。実際の画面を録画して渡すほうが、問い合わせも減ります。
  1. ライセンス・アカウントはクライアント名義にする
    テーマ・サーバー・ドメインの権利が制作会社側に残っていると、乗り換えたくてもできない状態になります。引き渡し時点で自走できる形にするのが当社の方針です。

よくある質問

Q. 既存サイトのテーマを変えると、中身は作り直しになりますか?
A. 基本的には再設計になります。テーマが変わるとレイアウトの仕組みが変わるためです。ただし写真・文章・実績といった中身の資産は引き継げます。

Q. 公開後、自分たちで更新できますか?
A. できる状態にしてお渡しするのが前提です。本案件でもお知らせの追加・画像の差し替えを、動画マニュアル付きで引き渡しています。

Q. 採用ページから求人サイトへつなぐことはできますか?
A. 可能です。本案件では採用ページの応募ボタンから、外部の採用管理サービスの求人一覧へ遷移する形にしています。求人情報を二重管理しなくて済むのが利点です。

Q. テーマの購入は誰がやるべきですか?
A. クライアント名義をおすすめします。制作会社名義のままだと、契約終了後にライセンスの扱いで困ります。

同じような悩みを抱える企業の皆様へ

「テーマの制約でやりたいデザインができない」「公開したのに自社で更新できない」「採用の応募導線が作れていない」——このようなご相談を承っています。現在のサイトの管理画面を見せていただければ、移行が必要かどうか、今のまま改修で足りるかからご提案します。

掲載画像は2026年9月6日時点の公開サイトです。現在の内容・デザインは制作当時と異なる場合があり、画面内のすべてを担当したことを示すものではありません。

次の一歩を、
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